十日町からお便りが届きました。

5月

令和2年産十日町産魚沼コシヒカリ

稲の育苗をしっかり行うことによって元気な苗を田植えまでに生産者お届けすることが出来ます!

                   

いよいよ待ちに待った田植えが5月中旬から開始されます。

4月に入ってからは気温の変動が激しく、特に低温傾向が強かったです。育苗を行う中で低温は天敵です。適正な湿度や温度管理を行うことによって、元気な苗を育てることが出来ます。

また、今年は小雪のため稲作の作業が早く進んでおりますが、やはり一番心配されるのは水不足の問題です。4月に入って雨の日が多かったのですが、これからの天候次第では水不足になりかねません。今後の対策としては、水を大切に使い、水を節約していくことです。5月7日から約2000人の米の出荷者との契約を結ぶ作業が行われます。そこでも水不足の注意喚起を積極的に行ってまいります。


5月から春の味覚山菜が最盛期を迎えます🍃食べるまでに手間はかかりますが、山菜の味は絶品です!約150人の出荷者から様々な山菜を出荷して頂いています。当JAでも県内外から山菜の注文が殺到しています!

 

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4月  

令和元年十日町産魚沼コシヒカリ

例年3月中はまだまだ雪深く、GW近くまで雪が残っていることもある松代地区も、今年は小雪のため田畑が見えている状態です。山間部はこの時期田面に水を張っていて、とても綺麗な景色が見られます。

 

山間部に秋から冬田面に水を張る理由

①積雪で畔が崩れないようにする

②秋に代掻きをして水持ちをよくする。

➂雪が消えたらすぐ田植えが出来る。

⛄積雪情報⛄(3月30日現在)

十日町地区・・・・・・5cm

川西地区・・・・・・・5cm

松之山地区・・・・・・9cm

 

十日町の環境に優しい 種子の温湯消毒  

 

中里の育苗センターで令和2年産米用の水稲種子の温湯消毒が行われました。

温湯消毒とは水稲の種子を60℃のお湯で10分間消毒し、健康な苗を育てる技術の一つで2月~3月末まで90トン行われました。農薬を使用せず消毒でき、省力化やコストの削減、環境に優しい農業という観点で2007年から導入されています。いよいよ、令和2年産米に向けて準備が始まります。

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令和元年十日町産魚沼コシヒカリ

3月

美味しいお米は土づくりから

JA十日町では、田んぼの土壌分析を実施しています。秋に生産者の方からお預かりした土を分析し、どのような性質で養分が足りているか不足しているか等を生産者の方へお伝えします。結果をもとに土づくりや肥料を撒く際の参考にします。養分が過剰すぎても不足しすぎても生育に影響がべるため、高温に強く高品質・良食味米の生産のためにも土壌分析は重要な作業です。

 

過去例のない記録的な暖冬少雪の影響を受け、十日町冬の大イベント「十日町雪まつり」も急遽内容を変更しました。

例年とは違うイベント風景でしたが、大勢の方が集まり大変盛り上がった2日間になりました。また、3年に一度開催される「大地の芸術祭」とのコラボ作品などもあり、カメラを持った観光客の方が多くみられました。

 

⛄積雪情報⛄(2月28日現在)

十日町地区・・・・  20センチ

川西地区 ・・・・  32センチ

中里地区 ・・・・  57センチ

松之山地区・・・・  75センチ

 

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令和元年十日町産魚沼コシヒカリ

2月

雪国十日町で小雪が続いています!

⛄積雪情報(1月30日現在)⛄

十日町地区・・・・0センチ

中里地区・・・・・0センチ

松之山地区・・・・5センチ

1月に入り雪は数回降りましたが、ほとんど積もっていない地域が多く、この時期ではあまり考えられないような雪国の風景です。写真は松之山地区で、同じ風景を撮影した写真です。

 

例年この時期の積雪は2メートル近くあり、十日町地区内で特に積雪の多い地域ですが、降雪量が現在15センチとかなり小雪となっております。毎年多くの方が全国から訪れる「十日町雪まつり」も急遽会場や内容の変更を行ったりと様々なところに影響が出ています。

⛄節季市(ちんころ市)

毎年1月10・15・20・25日に市内で開催される江戸時代から続く伝統ある市です。わら細工や民芸品、漬物やお菓子など露店が50軒ほど並びます。その中でも縁起物の「チンコロ」が一番人気です。

米の粉で作った細工物です。乾燥するとひび割れてしまいますが、ひび割れの数だけ幸せになれるともいわれています。

 

 

 

 

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令和元年十日町産魚沼コシヒカリ

1月

12月初めに少し降った雪ですが、それからなかなか降らず過ごしやすい日が続いておりました。12月28日頃うっすら積もった雪ですが、例年のような積雪はまだありません。雪国十日町では、除雪や雪にかかわる仕事もたくさんあり、雪は米作りにも豊富なミネラルたっぷりな水を与えてくれて重要な役割をしています。これからの降雪量が気になるところです。

 

12月20日特別栽培米の取組説明会が行われました。令和元年産米の作柄・品質や販売状況などJA職員や県の普及センターの方から生産者に向けて説明を行いました。

令和元年の異常気象については生産者の中でも問題意識が強く、今後の対処をどうしていくのか明確な答えは出ておりませんが、基本作業の徹底が大前提です。魚沼のブランドを脅かす大きな問題に「生産者・行政・JAが一丸となってこの問題に力を入れて取り組んでいこう」と研修会の中で話がありました。

また、現在化学肥料7割減・農薬6.8割減栽培に取り組まれている生産者の皆様に現在の上記の取り組みも維持しつつ、併用して新たな取り組みの【10割・8割減栽培】について説明を行い新たに取り組まれる方を募集しました‼

新たな取り組み

【10割8割減栽培米】

化学肥料10割減!農薬8割減!ふるい目1.95mm使用!

収量よりも品質を重視した栽培方法でより安心安全で高品質なお米の栽培を目指した取り組みです!現在取り組んでいただける生産者の方を募っています。