十日町からお便りが届きました。

令和6年3月

【JA魚沼産地情報】

令和6年産米に向けて始動しました!!

~温湯消毒~

JA魚沼(十日町地域)が販売する種籾は全て温湯消毒にて殺菌を行っており、農薬使用なので環境にやさしい取り組みとなっております。60℃のお湯に浸透させ、伝染病や病害虫を防除する技術です。発芽率確保のためにも重要な作業となります。

 

今年は暖冬小雪のため、水不足や高温が心配されます。常態化する高温気象に対する絶対的な対策はありませんが、それを軽減するための方策として、今まで以上に基本技術の指導を行って参ります。

十日町からお便りが届きました。

令和6年2月

【JA魚沼産地情報(十日町)】

魚沼農業協同組合として活動がスタートします‼

このたび、魚沼地区の4JA(十日町農業協同組合、越後おぢや農業協同組合、北魚沼農業協同組合、津南町農業協同組合)は令和6年2月1日に合併し、「魚沼農業協同組合」として新たに発足することとなりました。

今回の合併により、JA事業の一層の安定化・魚沼ブランドの強化を図るとともに農畜産物のバリエーションを拡大し、更なる安心・安全で高品質な農畜産物をお届けできるように一層努めて参りますので、引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

十日町情報

小雪ではありますが、今年も2/16(金)・2/17(土)に十日町雪まつりが開催されます。メイン会場には約20店舗の飲食店が立ち並びます。その他にもWESTスノーパークでは豪雪地帯ならではのスノーアクティビティーが体験できます。

 

十日町からお便りが届きました。

令和6年1月

【JA十日町産地情報】

あけましておめでとうございます 

今年もよろしくお願いいたします

十日町では12月22日と1月8日に50cmを超える降雪がありましたが、積雪量はかなり少ない年となっております。

また1月1日に発生した能登半島地震で十日町市も震度5弱の揺れを観測しました。幸いなことにJA十日町管内の施設の損傷、米倉庫における荷崩れの被害はありませんでした。しかしながら、松之山のきのこ工場にて60万本ほどの培養瓶が荷崩し、現在復旧作業を行っています。

積雪情報

令和5年1月12日       令和6年1月12日

十日町・・・・72cm     十日町・・・26cm

川 西・・・137cm     川 西・・・43cm

松之山・・・187cm     松之山・・・69cm

昨年に続き、雪が少ない年となっています。雪が少ないと春先の農作業での水不足が心配されます。

 

 

十日町からお便りが届きました。

令和5年12月

【JA十日町産地情報】

雪深い冬までもう少し!

☆初雪情報☆

11月24日に初雪が観測されましたが、その後の降雪はありません。年々雪の降る時期が遅くなっているように感じます。

 

11月下旬ごろから気温が一気に下がり冬に向かっているなと感じられる季節になりました。十日町で暮らす人々は秋作業が終わると家の窓や庭木に雪囲いをしたり、車のタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えたりと冬に向けて準備をします。

JA十日町でも米倉庫や各事務所の雪囲いの準備はばっちりです。豪雪地帯の十日町では雪の重さで木が折れたり、家の一部が壊れたり、道路が凍ってしまうためこのような準備は欠かせません。しかしながら、その反面、多くの雪が降ることで雪室倉庫で食糧を保存が可能になったり、次の年の稲作づくりに欠かせない雪解け水が確保できるなど多くの恩恵も受けています。

今年は、12/14現在でまだ雪は積もっていませんが、雪と寒さに負けず、今年も乗り越えていきます。

 

十日町からお便りが届きました。

令和5年11月

【JA十日町産地情報】

北陸農政局が公表した新潟県内中越地区の作況指数は96(10/25時点)でやや不良となりましたが、5年産米は規格外の数量が多いことにより作況指数以上に収量減となっております。

5年産米につきましては、JA十日町が当初計画していた集荷量に対して大幅な減となっており、集荷実績は1等~規格外を含めて契約対比で約88%と非常に厳しい状況となっております。収量減の要因としまして、5月下旬から6月中旬の日照不足、7月下旬から9月上旬の記録的高温少雨が影響していると考えられます。品質については構音障害の影響をもろに受け、主な格落ち要因は背白・腹白・未熟がほとんどを占めています。

今年は2等・3等米の比率が多くなっておりますが、等級の差は食味に影響しません。食味の決め手の1つがタンパク質であり、タンパク質含有率は6%前後で4年産米と同程度でありました。

秋うち・・・稲刈りが終わってから田んぼを耕す作業

稲刈りが終わってからトラクターで田んぼを耕し、田んぼの中に稲わらをすき込んでいきます。春ではなく秋のうちに稲わらをすき込むことで土が柔らかくなる、土壌中の窒素量が増えるなど堆肥とほぼ同じ効果が得られ、ワキ(硫化水素、メタンガス)の発生を抑え根腐れなどの生育障害を軽減できます。

生産者の方々は、稲刈り後も来年おいしいお米が収穫できるように努力しています。