JA魚沼から産地情報をお届けします

令和6年4月

【JA魚沼産地情報】

春作業が始まりました!

浸種とは水温10~15℃の水に積算温度が100℃になるようにたっぷりの水に種籾をつける作業です。効果として、水を吸収させることで種籾を休眠状態から覚醒させ、活動を活発にし、発芽をしやすくします。温湯消毒した種籾は2日に1回水の更新を行います。

今年の種籾は昨年の高温の影響により休眠が深いとされています。そのため、積算温度が120℃なるよう浸種作業が必要になります。

 

4月に入ると播種(種まき)作業が始まり、ハウスや苗代で苗が育てられます。十日町地区の中里育苗センターでも播種・育苗作業を行っており、中里育苗センターでは5万枚の苗箱に播種しています。

夏場の高温に負けないための栽培は健苗の育成が大事となります。JAと生産者が一丸となって高品質米の栽培に努めます。

十日町からお便りが届きました。

令和6年3月

【JA魚沼産地情報】

令和6年産米に向けて始動しました!!

~温湯消毒~

JA魚沼(十日町地域)が販売する種籾は全て温湯消毒にて殺菌を行っており、農薬使用なので環境にやさしい取り組みとなっております。60℃のお湯に浸透させ、伝染病や病害虫を防除する技術です。発芽率確保のためにも重要な作業となります。

 

今年は暖冬小雪のため、水不足や高温が心配されます。常態化する高温気象に対する絶対的な対策はありませんが、それを軽減するための方策として、今まで以上に基本技術の指導を行って参ります。

十日町からお便りが届きました。

令和6年2月

【JA魚沼産地情報(十日町)】

魚沼農業協同組合として活動がスタートします‼

このたび、魚沼地区の4JA(十日町農業協同組合、越後おぢや農業協同組合、北魚沼農業協同組合、津南町農業協同組合)は令和6年2月1日に合併し、「魚沼農業協同組合」として新たに発足することとなりました。

今回の合併により、JA事業の一層の安定化・魚沼ブランドの強化を図るとともに農畜産物のバリエーションを拡大し、更なる安心・安全で高品質な農畜産物をお届けできるように一層努めて参りますので、引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

十日町情報

小雪ではありますが、今年も2/16(金)・2/17(土)に十日町雪まつりが開催されます。メイン会場には約20店舗の飲食店が立ち並びます。その他にもWESTスノーパークでは豪雪地帯ならではのスノーアクティビティーが体験できます。

 

十日町からお便りが届きました。

令和6年1月

【JA十日町産地情報】

あけましておめでとうございます 

今年もよろしくお願いいたします

十日町では12月22日と1月8日に50cmを超える降雪がありましたが、積雪量はかなり少ない年となっております。

また1月1日に発生した能登半島地震で十日町市も震度5弱の揺れを観測しました。幸いなことにJA十日町管内の施設の損傷、米倉庫における荷崩れの被害はありませんでした。しかしながら、松之山のきのこ工場にて60万本ほどの培養瓶が荷崩し、現在復旧作業を行っています。

積雪情報

令和5年1月12日       令和6年1月12日

十日町・・・・72cm     十日町・・・26cm

川 西・・・137cm     川 西・・・43cm

松之山・・・187cm     松之山・・・69cm

昨年に続き、雪が少ない年となっています。雪が少ないと春先の農作業での水不足が心配されます。

 

 

十日町からお便りが届きました。

令和5年12月

【JA十日町産地情報】

雪深い冬までもう少し!

☆初雪情報☆

11月24日に初雪が観測されましたが、その後の降雪はありません。年々雪の降る時期が遅くなっているように感じます。

 

11月下旬ごろから気温が一気に下がり冬に向かっているなと感じられる季節になりました。十日町で暮らす人々は秋作業が終わると家の窓や庭木に雪囲いをしたり、車のタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えたりと冬に向けて準備をします。

JA十日町でも米倉庫や各事務所の雪囲いの準備はばっちりです。豪雪地帯の十日町では雪の重さで木が折れたり、家の一部が壊れたり、道路が凍ってしまうためこのような準備は欠かせません。しかしながら、その反面、多くの雪が降ることで雪室倉庫で食糧を保存が可能になったり、次の年の稲作づくりに欠かせない雪解け水が確保できるなど多くの恩恵も受けています。

今年は、12/14現在でまだ雪は積もっていませんが、雪と寒さに負けず、今年も乗り越えていきます。