早朝甲子園に向かった長女夫婦。写真が送られてきました。

長女の夫は沖縄出身。友人からチケットを譲り受け、応援へ。いい試合でした。日大三高を応援か、沖縄尚学を応援か?どちらが優勝してもやはり甲子園は甲子園です‼
安心で安全な美味しいお米を食卓へ田中精米店
令和7年8月
穂肥が撒き終わり出穂期に入りました
穂肥が撒き終わり、出穂期に入りましたが、今年の夏は30℃を超える日が続いており、6月中旬から7月末までまとまった雨が振っていません。生産者へは高温対策として、穂肥を3回撒いてもらうように情報を周知しましたが、水のない圃場では穂肥を撒いても肥料の成分が溶け出さず、効果の得られない圃場がありました。
ニュースや新聞で報道されている通り、一部の圃場では渇水被害が深刻となっています。右の写真のように大きくひび割れ、土壌は白く干上がっている圃場が山間地を中心に確認しています。
8月に入ってからお盆まで十日町管内でまとまった雨が降ってくれたおかげで渇水した圃場に水がたまり、枯れずに済んだ圃場があります。
十日町の平場(標高100~200m)コシヒカリの出穂日は8/5~8、山間地(標高400m以上)は8/12~15となっており、北陸地方の1か月予報だと気温が高く、降水量は平年並み、日照時間は平年並みか多いという予報になっています。7年産米の品質と収量は見通しが立たず、収穫してみないとわからない状況です。
籾の赤ちゃんができる幼穂形成期(会津では7月中旬)からの猛暑で、稲の呼吸量と蒸散量が増加し、どんなに水を入れてもすぐに田面が乾く毎日でした。日中の最高気温が38℃の連続でしたので、ひび割れた田面に入水をしてもなかなか溜まりません。やっと水が溜まっても、暑さで翌日には田面が乾き始めます。
そこでたっぷりと深水にして溜めてしまうと、酷暑で水温が上がり(40℃を超えます)稲が煮えてしまうので、深くも入れられません。入れたくても、用水路の水量が足りません。スマホの天気予報を見ては、いつかいつかと雨を待ち望みながら、ひたすら圃場へ通い畦畔を歩き続けました。
そしてちょうど出穂が始まった8月10日、恵みの雨が3日間降りました。ずーっと薄かった葉色も濃くなり、久しぶりに稲が喜んでいる姿を見ることができたので、ほっとしているところです。
これから一ヵ月が登熟期。夜温も下がり始めましたので、草刈りと草取り、最後の水管理に励んでまいります。