十日町からお便りが届きました。

令和4年

【十日町産魚沼コシヒカリ】

田植え後の稲の生長は順調に進んでおります。しかしながら、6月の十日町は梅雨入り後もほとんど雨が降らず高温の晴日が続き、梅雨明けを迎えてしまったため、棚田など山地の田んぼでは水不足が懸念されています。山地では水の確保が難しく、雨が降らなかったり、自然水を貯蔵する溜め池がないと水不足の年は稲が枯れてしまうことも珍しくありません。農産物は気候に左右されることが大きく、このような年は雨が降ることを願うばかりです。

星峠の棚田

星峠の棚田は大小様々な棚田約200枚がまるで魚のウロコの目のように斜面に広がっています。十日町を代表する棚田として「にほんの里100選」や「日本の絶景&秘境100選」などで紹介されています。

また、この棚田は2009年NHK大河ドラマ「天地人」のオープニングテーマにも登場しました。

緑のカーテン🍃

緑のカーテンのゴーヤの葉中に、孫たちの朝顔が。

 

数年間毎年咲いてくれている朝顔です。種はとっておかないのですが、土の中で生きているようです。

会津の佐藤真也さんからお便りが届きました。

7月に入り生育旺盛、草丈は50センチに達しています。

5月下旬に圃場に移植された苗が、一ヶ月でこんなに大きくなりました。

会津も例年にない早さで梅雨明けとなり、朝から30℃越えです。田んぼも水温が上がりすぎないように冷たい用水を入れながら対応しています。(例年ですと、降雨により水管理は少し楽になるのですが、今年は違います)

さて、今年の春の天気は順調ではありませんでした。会津ではハウスでの育苗の時期(5月)に日照不足で、根の発育不良が散見されました。圃場への移植(田植)後の活着が悪く、養分を吸えずに「分げつ」するだけの体力がない圃場が多くありました。今でこそ新しい葉が出て回復しましたが、地力のない圃場ではその影響が大きく出ています。

我が家では完熟たい肥のお陰で順調に推移しておりますが、今後は穏やかな天候に期待するばかりです。