会津の佐藤真也さんからのお便りです

久方ぶりの会津の風景をお知らせします。

まず、今年の冬ははとても寒い!例年より早く訪れた会津の冬は、年を重ねたおかげで特に身にしみます。先日は朝の最低気温がマイナス14度を記録し、その日の最高でさえマイナス4度。牛舎の牛用の飲み水が出ず、牛にせかされながらお湯をかけて凍結を溶かすのですが、お昼を過ぎても西端にある1ヶ所だけは解決せず、何往復もしてバケツ水で対処。それでも、夕方にはまた全ての水が凍結。「ふりだし」に戻ります。結局、全部出たのは翌日の夕方でした~。牛さんよく辛抱強く待ちましたね、エライ!

その後、一旦は温暖になった1月21日に集落恒例の「歳の神」が行われました。明るいうちに子供会の児童が役員と各戸をまわり、ワラや豆ガラを譲り受けて積んだ山に点火されると、昨年の神棚のお飾りやお札をその火で焚いて、年末についた餅やスルメを焼いて家族みんなで食べます。

今年も無病息災、家内安全で暮らせますように。

それもつかの間、先週の1週間はずーっと最高気温がマイナスに・・・。猛吹雪、低温、降雪、吹き溜まりで乗用車にも乗れない日の連続でした。ひたすら雪かき、雪かき、雪かき。毎日、雪かき。出席予定していた大事な会議もキャンセルして、雪かきと牛の水対策の日々。

これだけ降ったら今年の田んぼの水は心配なし、っと前向きな思考で。早く春が来ることを祈るばかりです。