会津の佐藤真也さんからのお便りです。

会津の佐藤です。

播種作業が行われました。

4月22日、23日の両日、晴天の中での播種作業となりました。

「結い」と呼ばれる組織をつくり、3軒まとめての共同作業です。

毎年繰り返されますが、一連の流れ作業。

箱を入れる人、床土、播種、潅水、覆土、箱を取って積む人。

《播種作業》                《床土》

 

《種籾》                  《播種・潅水》

 

《覆土》                   《移動》

 

箱の重さは土と水で、ひと箱当たり約4kgになります。

二日間で3軒分、6,000枚の播種を行いました。

作業中はその家人が総監督を務め、機械の微調整や種籾、土の補充をしながら、他の人に指示を出します。

この時期ですので、近所の子どもさんがどこの学校に進学したとか、学校の先生が変わったとか、またお嫁さんを連れてきたとか、今度の町長選挙の話だったりと、地域の話題で盛り上がります。

外では近所の桜も満開で、春の風に揺られています。

その夜は花見も兼ねて慰労会で盛り上がりますが、そんなに深酒は出来ません。

次の日は、各々のハウスへ育苗箱を並べて、出芽をさせますので。

 

曇天や雨の日が多い今年の春ですが、いい芽が出て、丈夫な苗になって欲しいものです。

この時期になると、ようやく田んぼも乾き始め、一斉にトラクターの往来が激しくなります。

畦塗、肥料散布、堀払い、などなど、時間を惜しんでの作業は続いて参ります。

播種作業のお知らせでした。