十日町からお便りが届きました。

令和4年2月

【十日町産魚沼コシヒカリ】

1月に入ってすぐは晴れたり雪が降ったりを繰り返していましたが、1月10日過ぎから大雪の日が続き、かなりの積雪量となりました。棚田や温泉で有名な松之山地区では、3m近くの雪が積もりました。市内の各所では除雪作業に追われています。JA十日町が所有する建物でも雪下し作業が行われ、職員が作業に当たっています。

オミクロン株の出現をはじめ、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、今年の十日町雪まつりも中止が決定されました。コロナウイルスの感染が収束し、県外の観光客の方々で溢れかえる十日町が待ち遠しいです。

除雪の様子

 

節季市(チンコロ市)

節季市とは、農家の方々が主に冬の間の副業として竹やわら等で作った生活用品や民芸品を持ち寄って始めた市場に由来しています。中でも犬や十二支などを型どり、しんこ(米の粉)で作ったチンコロが人気で、別名チンコロ市とも呼ばれています。

チンコロは、魔除けや福を招く縁起物として飾られます。乾燥するとひび割れてしまいますが、ひび割れの数だけ幸せになれると言われています。

毎年50軒ほどの露店が並びますが、今年は新型コロナウイルスの影響で節季市からチンコロ販売会へと変更して開催されます。

十日町からお便りが届きました。

令和4年1月

【十日町産魚沼コシヒカリ】

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

十日町では、12月下旬にまとまった雪が降り、一瞬で雪国の景色に変わりました。雪は春になると雪解け水となり、稲作に欠かせないミネラル豊富な水資源となります。米の生育時期にはたくさんの水が必要になります。山間地は雪があまり降らない年は水不足になることもあります。

除雪作業には骨を折りますが、おいしい米作りに雪は欠かせないことからある程度の雪は降ってほしいものです。

 

令和4年産特別栽培米の説明会が行われました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十日町からお便りが届きました。

令和3年12月

【十日町産魚沼コシヒカリ】

 

気温が一気に下がり冬が近づいているなと感じる季節になりました。初雪は11月の下旬に観測されましたが、12/17(金)時点でまだ雪は積もっていません。十日町は2mを超える雪が降る豪雪地帯ですので、住民の方々は雪囲いをし、いつ雪が降ってもいいように冬に備えています。

 

美人林(松之山)

松之山の美人林はすっかり秋らしくなったブナの木々がとてもきれいに色づいています。緊急事態宣言が解除され、県外からの観光客やカメラを片手に写真を撮る方などが訪れていました。

 

十日町からお便りが届きました。

令和3年11月

【十日町産魚沼コシヒカリ】

農林水産省北陸農政局が公表した新潟県内の作況指数は前回と変わらず、96(10/25時点)でやや不良となっております。作況調査は、1.70mmの網目で調査し、JAは1.90mmの網目で生産を行っているため、作況指数の数値より生産量が少なくなります。

3年産米につきましては、JAが当初計画していた集荷量に対して大幅な減となっておりますが、1等比率は約80%(10/29日時点)となっており、今年は品質・食味ともに高品質なお米をお届けできます。

 

秋うち・・・稲刈りが終わってから田んぼを耕す作業

稲刈りが終わってからトラクターで田んぼを耕し、田んぼの中に稲わらをすき込んでいきます。春ではなく秋のうちに稲わらをすき込むことで土が柔らかくなる、土壌中の窒素量が増えるなど堆肥とほぼ同じ効果が得られ、ワキ(硫化水素、メタンガス)の発生を抑え根腐れなどの生育障害を軽減できます。生産者の方々は、稲刈り後も来年おいしいお米が収穫できるように努力しています。

 

十日町からお便りが届きました。

 

令和3年10月 

【十日町産魚沼コシヒカリ】  

新米出荷できます‼

 9月7日から始まった3年産米の集荷・検査も終盤を迎えています。コシヒカリの1等比率は約80%(10月8日時点)と品質・食味ともに自信をもってお届けできるものと自負しております。

しかしながら、今年は大幅な収穫量減が想定されます。新潟県が10月12日に公表した県内の作況指数は96(9月25日時点)でやや不良となりましたが、魚沼地域ではそれ以上の収穫減となる可能性が高くなっております。

昨年の倒伏により品質低下を招いたことから、今年は品質確保のため肥料の調整を行う農業者が多数いたことに加え、秋口に低温が続いたことにより登熟が進まなかったことが影響していると思われます。

まだ集荷は続きますので、今後の動向に注意して参ります。