十日町からお便りが届きました。

令和4年1月

【十日町産魚沼コシヒカリ】

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

十日町では、12月下旬にまとまった雪が降り、一瞬で雪国の景色に変わりました。雪は春になると雪解け水となり、稲作に欠かせないミネラル豊富な水資源となります。米の生育時期にはたくさんの水が必要になります。山間地は雪があまり降らない年は水不足になることもあります。

除雪作業には骨を折りますが、おいしい米作りに雪は欠かせないことからある程度の雪は降ってほしいものです。

 

令和4年産特別栽培米の説明会が行われました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十日町からお便りが届きました。

令和3年12月

【十日町産魚沼コシヒカリ】

 

気温が一気に下がり冬が近づいているなと感じる季節になりました。初雪は11月の下旬に観測されましたが、12/17(金)時点でまだ雪は積もっていません。十日町は2mを超える雪が降る豪雪地帯ですので、住民の方々は雪囲いをし、いつ雪が降ってもいいように冬に備えています。

 

美人林(松之山)

松之山の美人林はすっかり秋らしくなったブナの木々がとてもきれいに色づいています。緊急事態宣言が解除され、県外からの観光客やカメラを片手に写真を撮る方などが訪れていました。

 

十日町からお便りが届きました。

令和3年11月

【十日町産魚沼コシヒカリ】

農林水産省北陸農政局が公表した新潟県内の作況指数は前回と変わらず、96(10/25時点)でやや不良となっております。作況調査は、1.70mmの網目で調査し、JAは1.90mmの網目で生産を行っているため、作況指数の数値より生産量が少なくなります。

3年産米につきましては、JAが当初計画していた集荷量に対して大幅な減となっておりますが、1等比率は約80%(10/29日時点)となっており、今年は品質・食味ともに高品質なお米をお届けできます。

 

秋うち・・・稲刈りが終わってから田んぼを耕す作業

稲刈りが終わってからトラクターで田んぼを耕し、田んぼの中に稲わらをすき込んでいきます。春ではなく秋のうちに稲わらをすき込むことで土が柔らかくなる、土壌中の窒素量が増えるなど堆肥とほぼ同じ効果が得られ、ワキ(硫化水素、メタンガス)の発生を抑え根腐れなどの生育障害を軽減できます。生産者の方々は、稲刈り後も来年おいしいお米が収穫できるように努力しています。

 

十日町からお便りが届きました。

 

令和3年10月 

【十日町産魚沼コシヒカリ】  

新米出荷できます‼

 9月7日から始まった3年産米の集荷・検査も終盤を迎えています。コシヒカリの1等比率は約80%(10月8日時点)と品質・食味ともに自信をもってお届けできるものと自負しております。

しかしながら、今年は大幅な収穫量減が想定されます。新潟県が10月12日に公表した県内の作況指数は96(9月25日時点)でやや不良となりましたが、魚沼地域ではそれ以上の収穫減となる可能性が高くなっております。

昨年の倒伏により品質低下を招いたことから、今年は品質確保のため肥料の調整を行う農業者が多数いたことに加え、秋口に低温が続いたことにより登熟が進まなかったことが影響していると思われます。

まだ集荷は続きますので、今後の動向に注意して参ります。

 

       

十日町からお便りが届きました。

令和3年9月     

【十日町産魚沼コシヒカリ】

もうすぐ収穫時期に入ります‼

9月中旬からコシヒカリの収穫が始まります。こがねもちなどの早生品種はすでに収穫が始まっております。

JA十日町では市内の61カ所に積算温度計を設置しています。積算温度計とは1日の平均気温を積算で表示するものです。8月の出穂期にスイッチを入れ、出穂期から測定した積算温度が950~1000℃になると収穫適期になります。生産者は稲穂の黄化率や積算温度計を確認して収穫を開始します。設置した場所ごとで差はあるものの市内の積算温度は500℃~600℃となっており、収穫時期まであと少しです。

昨年は刈取り時期の多雨が原因で刈取りが遅れ、品質の低下や収量減少につながりました。JAでは天候に左右されない栽培指導を行ってきましたが、この時期になれば、天候が良くなるのを祈るばかりです。

高品質なお米をお届けできるよう最後まで精一杯頑張っていきます!

お米の生育状況については、8月に入ってからの高温とお盆過ぎからの長雨によって高温障害や稲の倒伏が懸念されましたが、そういった報告は届いておらず、順調にお米が育っております。今年度の作況は新潟を含む多くの県で作況は平年並みと予想されています。

稲穂もしっかり育っています🌾